高校・大学無償化が進んでいます。新女性党は高校・大学無償化に反対です。
　予算に限りがあるので、無償化は「入試で学生数を制限する」を前提とします。一方、新女性党の公約は「国公立大学・高校の入試廃止」です。
　 入試を廃止すれば、卒業後も学びたいと思った時に再入学できます。社会人や高齢者が再入学して学生数が1千万人になったら、無償化はパンクします。
　 高校・大学無償化は現在の教育体制が前提です。「現在の体制は簡単に変えられないし、家計が助かるからいいじゃないか」とも考えられます。しかし、月数万円の受験費用はかかります。学び直しも困難です。
　 新女性党は、収入に応じて学費月1万円〜5万円を考えます。月1万円ならアルバイト1日で払えます。受験費用も無くなります。月1万円も大変な家庭は、別途補助できます。
　行政が受験費用を支援する場合もあります。しかし、そこまでして「入試を残す」意味があるとは思えません。高校・大学無償化は、「日本人の学びをどうするのか」という根本と直結します。